みなさんは、靴を選ぶときにどんなことを大切にしますか？ 履き心地、サイズ、そして何より自分好みの「デザイン」を重視するのではないでしょうか。
自分の足の「健康」を第一に考えて靴をオーダーメイドで作るというのは、まだまだ日本ではなじみの薄いことです。
しかし欧米諸国、とりわけドイツでは100年に及ぶ医療整形靴（オーダーメイド）の歴史があります。さらに、厳しい修行を積んで国家資格を与えられた者しか医療整形靴職人にはなれません。それだけドイツでは国民の足の健康に対する意識が高いということです。それもそのはず、ヨーロッパの靴の歴史は紀元前にまでさかのぼります。長い歴史を共にしてきたことで、靴と健康の密接な関係を人々は肌で感じてきたのです。一方、日本における靴の歴史はまだまだ浅いもの。そのためまだ日本では自分の足に合わせて靴を作るという習慣がなく、既製靴を買って履くのが当たり前なのです。
人間の足の形は、親指が一番長い「エジプト型」、そして人差し指の長い「ギリシャ型」の2種類に分かれます。
日本人の足で最も多いのは「エジプト型」ですが、既製靴は欧米人に多い「ギリシャ型」に合わせて作られた靴がほとんど。つまり、「エジプト型」の足が無理やり「ギリシャ型」の靴を履くと親指が圧迫されて内側に曲がりやすいため、外反母趾になりやすいのです。足の型に合わない靴を履き続けている日本人に外反母趾が多いのは、ある意味当然と言えるかもしれません。
靴とは本来足を保護するものですが、日本人は足に合わない靴を無理に履いて「靴に足を合わせている」という状態の人が多くいます。その結果、外反母趾や偏平足、レッグラインの歪み（O脚、X脚）を引き起こしてしまうのです。
しかし、自分の足に合った既製靴を探すのは大変難しいものです。また、ある程度合っていたとしても既製靴では限界があると言わざるを得ないでしょう。いくら良い素材を使い丁寧に作られていても、履く人に合っていなければ結局足を痛めてしまうのです。
オーダーメイド靴は、「足を保護し、快適に過ごす」という靴本来の役目を果たすものです。フットアイメディカルでは、専門スタッフによる足の採寸や足裏の体重のかかり方の計測などはもちろん、整形外科医の診断のもとお客様一人ひとりの足の木型を製作して、オーダーメイド靴をお作りします。
また、おしゃれにこだわるお客様にもご満足いただけるようデザインにもこだわっています。フットアイメディカルは、足を優しく守る「機能性」と毎日履きたくなる「デザイン性」を両立した靴をご提供することで、より充実した快適ライフのお手伝いをしたいと願っています。
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